コツコツとした暮らしの先に(人生フルーツ)

津端しゅういちさん、ひでこさんご夫妻のドキュメンタリー映画、「人生フルーツ」を観ました。

 

イメージでは森の中のようですが、実際は住宅地の造成地だった場所を長い年月と手間をかけて

里山のような樹木の庭にされています。

アントニンレーモンドさんの自邸に倣ってたてたちいさな家。

私の思い描いたようなお住まいに住み自然が溢れる環境に暮らしています。

 

津端しゅういちさんはニュータウンの造成に関わったとき、人にも自然にも優しい自然の地形にそったプランをデザインしていました。

ところが大きなプロジェクトは多数の手によって最初のプランは経済優勢のものに一人歩きしていきました。高蔵寺を通る広い道路だけは生かされました。とても気持ちのよい通りです。

せめて自分の手でできることを・・と高層団地内の公園にどんぐりの木を植える活動を起こしました。

その公園にも行きましたが今は本当の山のようでしたよ。

好きなことや心地よい暮らしを追求した人生。

野菜畑にはしゅういちさんの手により看板など手作りされ、思い出もなにもかもがファイルに整頓・分類され美しく整っています。

室内には、お二人と一緒に年をとった上質な布や丈夫な木の家具に囲まれています。

 

小さな暮らしにかけがえのない長い年月が加わって愛しいのでした。

お二人の言葉も心にとどくものがたくさんありました。

 

戦争の空襲からご自身の直感により難をのがれた英子さん。

人と同じことをやっていてはいけないといいます。

 

90歳 動く動く!

素敵に暮らすということは常に動くことにつきるということがお姿をとおして伝わってきました。

ひでこさんがさりげなく「女は座るなという環境で育ったものですから」とおっしゃっていました。

そこに暮らしのヒントが隠されれいるのだなあとおもいました。

 

私の祖父母と年代が近く5歳ちがいくらいでしたが、家族によって文化や考えかたがちがうので

新鮮な気持ちです。

 

背筋がす〜っとのび、とても浄化されて、見てよかった映画です。 

後ほど、つばた夫妻のエッセイを購入しましたがますます好きになりました。

 

時代はことなるものの、できる範囲で自然あふれる丁寧なくらしをやっていきたいです。

早速ちいさな植木鉢に野菜を植えました。 

 

おかげさまでたくさんのフィーリングアートを描かせていただきました。